外科医として、内視鏡検査、手術、化学(抗がん剤)療法、終末期医療にわたる癌の診療に従事。この中で抗がん剤の副作用を減じる補剤の使用経験から、漢方医学の有用性を認識。がん治療への漢方薬の応用を研鑚した。
同時に研修医時代より大学院、アメリカ留学を通じ、癌免疫学の研究、免疫療法(活性化リンパ球療法、樹状細胞ワクチン療法)の開発、臨床実施を手がけた。
免疫力を癌の克服に生かす研究を一貫して行ってきたこと、また手術、抗がん剤、放射線を中心にした癌治療では
「治らない患者さんが多いだけでなく、副作用や経済的負担などのため、患者さんと家族が幸せにならない」
と実感したことから、癌に限らずどの疾患においても「自然治癒力(免疫力)を生かす」ことの大切さを痛感するようになった。
このような経験に基づいて、慢性疾患、とくに免疫・アレルギー疾患、再発・転移癌、糖尿病などの患者さんに対し、健全な食事と、安心・やすらぎを中心とした「養生」により自然治癒力を高める医療を行っている。
所属学会
日本外科学会、日本消化器外科学会、日本癌治療学会、日本東洋医学会
日本ホリスティック医学協会
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