医学の教科書を見てみましょう。
癌、アレルギー、自己免疫疾患など、多くの難治性疾患は、「原因不明であり、食事、環境、ストレスなどの関与が考えられている」と書かれています。
このような病気は、薬や放射線などの医療で治すことは困難です。使うことで、免疫力が低下し病気が悪化したり、副作用を背負うこともよくあります。
実際、当所には、標準治療でよくならなかった患者さんが多く入院されます。かかりつけ病院から処方された薬の量に、しばしば驚かされます。
しかし、当所で二、三週間過ごすことで、食事が原因で起こる糖尿病、高血圧、高脂血症はもちろん、アトピー、癌、リウマチや心身症の患者さんが、驚くほど薬を減らし、改善しておられます。退院後も食事を中心に養生を続けることで、そのまま改善し続け、病気を完治させた方もたくさんおられます。
自覚症状の改善は、ほとんどの患者さんに入院した日から見られます。これは自然環境のなせる業だと考えています。
考えてみれば、当たり前の話です。「食事、環境、ストレスなどの関与が考えられている」病気なら、「よい食事をし、良い自然環境の下、ストレスの無い生活」をすればいいのです。
それをしない(出来ない)まま、薬やそのほかのさまざまな治療法でうまくやろうとすることには、やはり無理があります。
原因の追究には多くの医学者が力を注いでいますが、病気を克服するためには、その結果を待つ必要ありません。御自身の体を治すため、まずできることからしていきましょう。 |